プロジェクトの第一歩として、梅乃宿酒造の社員が事前に考案した4つのアイデアがオンラインコミュニティ「梅乃宿KURABU」内で提示され、メンバーによる投票が実施されました。お客様自身の声で、次に進むべきアイデアが選ばれるという、まさに参加型の幕開けです。
多数の投票の中から選ばれたのは、「おいしさベリーマッチ!ミックスベリー酒」と「飲むとはじける!新感覚モヒート」の2種類。これらのアイデアについて、より深く掘り下げるべく、「ワクワク開発ラボ座談会」が開催されました。
座談会では、梅乃宿酒造の開発担当者が参加者に説明をしながら試飲を促し、忌憚のない意見が交わされました。飲用シーンのイメージ、アレンジ方法の可能性など、開発側だけでは気づけないような、お客様の「生の声」が次々と飛び出しました。全4回にわたる座談会の結果、最終的に「飲むとはじける!新感覚モヒート」をベースに開発を進めることが決定しました。
しかし、お客様との共創はここで終わりではありませんでした。座談会では、味や飲み方、さらには商品名に対する要望が数多く寄せられたのです。そこで、梅乃宿酒造はこれらの意見を真摯に受け止め、味の再調整を行うと共に、商品名とラベルデザインのユーザー投票を再びオンラインコミュニティ「梅乃宿KURABU」内で実施しました。
そして、お客様からの投票によって選ばれた商品名こそ、「晴れの日ライムミント」でした。こうして、「お客様と一緒にワクワクする商品づくり」というコンセプトのもと、多くの人々の思いが詰まった「晴れの日ライムミント」は、ついに商品化へと至ったのです。